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脳梗塞により右麻痺を呈し、箸操作を獲得した例
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脳梗塞により、箸の操作が難しくなり食事をスプーンとフォークを
使って食べている方がいらっしゃいました。
麻痺の程度は杖歩行が出来る程度でしたが、指の動きが悪く、こわばりやすい状態で
食事は右手でスプーンとフォークを使用しているため、
箸でご飯が食べられるようになりたいとの希望が聞かれました。
食事動作では手を上げ続けることや曲げ続ける必要があります。
そのため、リハビリでは指だけでなく、麻痺側の肩・肘・手首の筋力強化や運動を行いました。
また食事場面に近づけるために、使用しないお皿や茶わんの中に小さなものを入れ実際に模擬的な動作訓練も行いました。
始めは上の画像のような力を抜くことでバネの力により勝手に箸が開く箸を
使用しながら練習を行いました。
麻痺側の上肢の動きがよくなってきたため実際の食事場面で使用してもらいました。
箸の動きに慣れてきたら実際に使用している箸で
上の画像の取り外しが出来る道具を使用し食事場面で使用してもらいました。
実際の箸を使用することで掴みやすさや指の動きなどがよりわかりやすくなります。
麻痺の影響により、食事時間はかかってしまいますが、道具を使用する事で
徐々にスプーンやフォークだけでなく箸も使用し食事を食べられるようになりました。
道具を使用する事で麻痺側のこわばりも徐々に少なくなり動作も良くなってきました。
道具を外して箸だけだとどうしても力が入りすぎてしまうため、まだまだ練習の段階ですが
箸で食事が食べられるようになったことに喜んでくれました。
リハスタジオアメイズでは脳梗塞や脳出血、パーキンソン病の方一人一人にあった
リハビリを提供させて頂いています。
介護保険では時間に制限があり、長時間のリハビリは難しいかと思います。
その点リハスタジオアメイズでは90分週2回実施することができます。
体験コースもあるため、是非お問い合わせ頂ければと思います。